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履歴書の書き方2 ~学歴・職歴欄と免許・資格欄の書き方編~

履歴書の書き方2 ~学歴・職歴欄と免許・資格欄の書き方編~

履歴書の書き方(学歴・職歴欄、免許・資格欄)

学歴・職歴欄

履歴書には、学歴・職歴を記入する必要があります。学歴は「どこから書き始めるのが正しいの?」といった疑問や職歴はどこまで書けばいいの?短期間で辞めた職場も書かないといけないの?といった疑問や不安に思う方も多いことでしょう。今回は、履歴書の学歴・職歴の書き方と免許・資格欄の書き方について解説していきます。
学歴の書き方
学歴と職歴に分けて記載します。和暦・西暦は履歴書内で統一しましょう。年・月の欄に「年」「月」と書く必要はありません学歴欄の1行目には「学歴」と中央に書き、その次の行から実際の学歴を書き始めましょう。学校の入学・卒業を上から古い順に記入します。明確な決まりはありませんが、高校以降は義務教育ではないため、どのような高校にいつ入学し、何年間で卒業したのか一目でわかるように「高校入学」から書くのが一般的です。学校名は「〇〇高校」と略さず、「高等学校」などと正式名称で。学科、学部、コース、専攻なども正確に記入します。
ポイントはこちら
  • 学校名は、略さず正式名称で記入し、「高校」ではなく「高等学校」と記入する
  • 大学や専門学校の名称や学部・学科名は略さずに正式名称を記入する
  • 最終学歴が中学校の場合は中学校卒業も記入する
  • 最終学歴が中退の場合は「△△高等学校 普通科 中途退学」と記入する
  • 浪人、留年はあえて書く必要はない
  • 和暦・西暦は履歴書内で統一する
職歴の書き方
学歴と同様に、職歴欄も1行目に、中央に「職歴」と書き、その次の行から今までの職歴を入職、退職の年月を時系列に沿って正しく記入しましょう。職歴は原則すべての社歴を省略せずに記入します。短期間しか勤務していない場合でもすべて正確に書きましょう。ただし、学生時代のアルバイト歴を記載する必要はありません。また、企業名は略さずに正式名称で記入します。
退職理由は、自主退社の場合は基本的に「一身上の都合により退職」や「契約期間満了により退職」と書きます。企業側の事情(倒産・解雇など)で離職した場合は「会社都合により退職」と書きます。
応募する職種に関連する職務内容があれば、採用担当者の目に留まりやすいように「○○に従事」など、簡単な仕事内容を加えても構いません。企業の社名が変わった場合は「○○株式会社(現△△株式会社)」と記入します。
正社員以外の勤務の場合は、「契約社員」、「パート」など雇用形態を明記します。派遣社員の場合は、「○○(派遣会社名)より△△(派遣先企業名)に派遣」などとして、派遣元と派遣先を明記します。

職歴の最後には「現在に至る」と記入しましょう。すでに退職日が決まっている場合などは「退職予定」と書きます。賞罰がないときは、「経歴はこれで終わりです」ということを示すために、「以上」と右詰めで記入します。
ポイントはこちら
  • 短期間しか勤務していない場合でも、すべての入退社歴を省略せずに記入する。
  • 企業名は略さずに正式名称で記載。㈱○○ではなく株式会社○○と書く
  • 和暦・西暦は履歴書内で統一する

免許・資格欄

免許・資格欄
「免許・資格欄」に記入する運転免許や資格の名前はそれぞれの正式名称で書くのがルールです。略称を使用したり、あいまいな記憶で資格名を記入したりするのはやめましょう。メジャーな免許・資格であれば、運営者のWebサイトに正しい記入方法が書かれていることがあります。迷ったときは確認してみましょう。

また、取得年の表記方法は他の記入欄の表記と統一します。「日付」や「学歴・職歴欄」で「平成〇年」と和暦を使っているなら、免許・資格欄も「平成〇年」と和暦で書いてください。他の記入欄で「20〇〇年」と西暦を使っているなら、免許・資格欄でも西暦を使用します。

免許・資格を持っていない人は必ず「特になし」と書いてください。何も書いていないと、記入漏れと誤解されたり、雑な印象を与えたりする可能性があるので注意が必要です。

ポイントはこちら
  • 免許・資格の名前は正式名称で記入する
  • 和暦・西暦は履歴書全体で統一する
  • すべての免許・資格を書き終わったら、最後に「以上」と記入する
  • 免許・資格を持っていない人は「特になし」と記入する
  • 応募先の企業、職種に合った資格を優先的に記入する
  • 「合格」、「取得」は資格の種類に合わせて書き分ける
  • 仕事に関連するなら、取得・合格に向けて勉強中と記載してもOK